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だって、ドジョウも「フィッシング詐欺」も同列だもの
(小笠原悟)
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酷過ぎた前政権と、それを率いた男を長年クリーンな政治家と持ち上げた挙句、総理にまでして、結果として震災復興を遅らせることに加担した自身の罪を忘れたいからであろうか。就任から既に一ヶ月経とうとしているが、国民のドジョウへの高い支持率は異常という外ない。

だいたい、政権発足の翌日から世論調査を実施して、支持率といわれても、何を根拠に評価しているのかも疑問なのだが、どうやら低姿勢であることが案外受けているようだ。

震災直後、パフォーマンス目的で原発を視察しに行って職員を怒鳴りつけたり、総理の座に平気で居座る厚顔無恥な男に付き合わされたら、余計なことをしないだけで「人柄が信頼できる」のかもしれない。

ユーモアや人柄だけで評価をする層よりも、もう少し高い意識を持った層からの評価「保守系」とされる点も人気の要因と思われる。

松下政経塾出身であり、父親が第一空挺団出身と、如何にも保守派が喜びそうなプロフィールは、選挙の際にも極めて有利に働く。自民の票まで取り込み広い支持を取り付けながら、着実に保守系議員としてのイメージを定着させてきた。

しかし、そんな保守系としてのイメージを覆すようなことがことが、早速明るみに出てきた。民団の集会で挨拶していたり(映像はインターネット上で視聴可)、外国人献金を受けていた過去である。

中でも決定的なのは、A級戦犯は戦争犯罪人ではないとの主張を、いざ総理になるやいなや簡単に覆したことだ。短期間でこれだけ発覚したのだから、野田は「保守」というイメージを最大限に利用することで、総理に上り詰めた詐欺師といって差し支えないだろう。

保守票欲しさに、国民の素朴な愛国的感情に訴えるイメージで売り出しながら、いざ当選してみると、売国的な対応や、勇ましい発言を撤回するような行動で有権者の怒りを買った保守政治家は、野田に限ったことではなく、正直、挙げていたらキリがない。民主党がマニフェスト詐欺を働くはるか以前から、政治における「保守」は詐欺の有効な手段であった。

保守を語った詐欺は何も政治家の専売特許ではない。政府の稚拙で屈辱的な外交姿勢が続き、国民の憤懣やるかたない思いは既に限界に達している。従って、そこにビジネスの臭いを嗅ぎつけた民間団体による、保守詐欺の横行が懸念される。以下に、今後発生し得る手口を、注意を喚起する意味で、「架空」の事例形式にて紹介する。

自らその活動を「保守系国民運動」と位置づける団体(以下、団体)は「政府に任せていたら、尖閣諸島は中国に乗っ取られてしまう。草莽の民は決起せよ!」と息巻いては、「もはや我々民間人が上陸する以外にない!」と言って、漁船及び燃料の購入費などを名目に、尖閣諸島上陸用の資金を募った。

ところが、だ。数千万円もの資金が集まるや、突如として、上陸断念を発表したかと思うと、そそくさと島周辺で単なる「さかな釣り」だけをして帰ってきた。魚釣島だけに、さかな釣りという冗談みたいな理由でもなかろうが、果たして当初からさかな釣りを目的としていたら、多額の資金が集まったであろう か。これぞまさに、「フィッシング詐欺」である。

犯行に前後して、団体はある主張を唱え始めた。曰く「島や人(拉致被害者のことか)を取り戻せばそれでいいのか。我々の運動の趣旨は、日本人の心を取り戻すことだ。直接的な奪還行動は唯物主義的である」

上陸できなくても、何となく島の近くまで行って、それっぽいことができれば、それでいいということらしい。何とも支離滅裂な論法ではあるが、気負った無知で盲従的な支持者は、案外このような情緒的な言葉にコロっといってしまうものだ。

保守派を自認する出資者にしてみれば、唯物主義者のレッテルを貼られることは、まず耐えられないだろうし、せっかく出資したのならば、何かしらの理由で納得もしたかろう。たとえ単なるさかな釣りといえども、貢献できたとすればそれに満足し、団体の債務不履行に全く気付かないか、目を閉じるのかもしれない。毒を食らわば皿まで、もしくは、演歌の歌詞で描かれる女性の如く、人間には本来、何処かで自身の犯した過ちに気付いていながらも、気付かぬふりをして、自らを追い込むような習性がある。

そうして、保守運動に目覚め、運動に加わっている高揚感から思慮分別のなくなった「にわか保守」は、団体のいいカモなのだ。さかな釣り第2弾、第3弾にも続けて出資するような金づるとなるからだ。もちろん、第2弾以降は目的が当初からさかな釣りであるため、本人が同意している以上、詐欺にはあたらないが、第1弾は明らかな詐欺である。団体は詐欺師のそしりを免れない。

団体は支援金を集める目的が変更した時点で、支援者に確認を取り、趣旨に賛同できない場合は代金を返還するための機会を与える処置を取るべきなのに、単なるさかな釣りを成果として誇大に喧伝し続け、もはや返還の申し出が憚られるような空気を醸成することで、訴えを未然に封じ、これをもって完全犯罪は成立した。

以上が、保守を騙った詐欺のほんの一例である。くどいようだが、あくまでも「架空」の話だ。

保守イメージで売り出す政治家にしろ、民間団体による保守ビジネスにしろ、自己利益のために国民に詐欺行為を働くという意味では同列でしかない。

国民・有権者が、保守の言葉に簡単に惑わされぬよう、注意を喚起し、必要に応じてはそれを打倒することが、戦後体制を保守しようとする勢力に対峙し続ける、唯一の維新勢力としての、我が党の存在意義であり、また使命である。

(おがさわら・さとる)新風千葉 事務局長
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| SHIMPU + COLUMN | 21:29 | comments(1) | - | pookmark |
居直り続ける菅首相に鉄槌を(東山邦守)
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「退陣」の意思を表明したはずの菅直人首相が、内閣改造を行った。8月31日まで会期が延長された国会において、「特例公債法案」・「第二次補正予算」・「再生可能エネルギー固定価格買い取り法案」の成立を図るためという。

復興担当大臣には、防災担当大臣の松本龍が横滑りした。福島第一原発事故に関連して福島県の佐藤雄平知事に罵倒されるなど、被災地から信頼を受けていない人間が「復興」の舵取りなど不可能だ。原発事故担当大臣には、首相補佐官だった細野豪志を起用。山本モナとの不倫現場を写真週刊誌にスクープされた人物だ。女性問題で培った危機管理能力を原発事故で発揮して貰おうということか。

定員の関係で閣僚から外された蓮舫は、「2位」ならぬ「首相補佐官」に。せいぜい、オンリーワンを目指したら如何。また、首相補佐官には、亀井静香も加わった。当初、菅は亀井に副首相として入閣を要請したとのこと。亀井にしてみれば、「名より実を取った」のだろう。

亀井は菅に恩を売るべく、浜田和幸の「寝返り」を仕掛けたようだ。

 http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110628k0000m010063000c.html

この記事にある「村上氏と親しい男性が主宰の月刊誌」は南丘喜八郎氏が主筆を務める『月刊日本』のこと。同誌には亀井も何度か寄稿している。

亀井にしてみれば、民主党内での求心力を急速に失いつつある菅を抱き込み、自らの存在感を高めようという肚だろう。内閣官房副長官として隠然たる勢力を有する仙石との関係がカギになってくる。

それにしても、「TPP反対」を明言していた浜田の総務政務官就任は、いったい何を意味するのか。去る22日にワシントンで行われた「日米2プラス2(外務・防衛担当閣僚会合)」において「辺野古移設」で改めて合意したことも併せ、対米関係で何らかの動きがあるかも知れない。

不信任案可決に失敗した自民党には、菅首相を倒す術はないに等しい。参議院で問責決議案を提出して審議拒否するという方法は存在するが、震災復興に直結する「特例公債法案」や「第二次補正予算」を盾に取ることは、被災地から選出された議員の造反を招きかねないだろう。残るは、民主党内部の「菅おろし」に乗ることだが、「解散」を匂わせる菅首相と刺し違える覚悟のある議員は見られない。

既成の枠組に頼ったままでは、菅政権を打倒することなど不可能である。国民の力を結集して、菅政権および全ての既成政党に「ノー」を突きつけねばならぬ。維新政党を自任する我々は、その先頭に立ち、あらゆる手段を駆使して戦い抜かねばならない。

(ひがしやま・くにもり)新風東京政策委員長
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| SHIMPU + COLUMN | 23:15 | comments(0) | - | pookmark |
「入党の動機」(角田晶生)
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街頭演説などで「今、日本が危ない!」と訴えても、一般大衆の反応は今ひとつです。「もう日本はダメなんじゃないか」という漠然とした不安こそあれ、そんな日本を建て直そうという志も行動を起こす勇気もない、という空気が蔓延しています。

そんな現状に苛立つあまり、ある「愛国者」の方が「日本人って、どうしようもない馬鹿だよな」と口にしたのです。それに対し、「じゃあ、見捨てるんですか?」と私が反論したところ、その方は言葉に詰まってしまいました。私もそれ以上、何も言いませんでした。

見捨てることなどできません。

神武天皇のご即位以来、歴代の天皇陛下は2600年以上の長きにわたって私たち臣民を「大御宝(おおみたから)」として慈しんで下さっています。その「大御心(おおみこころ)」を踏みにじることなど、私たちに出来よう筈がありません。

「どうしようもない馬鹿」だからと日本人を見捨ててしまうと言うことは、陛下に対して「この馬鹿ども、面倒見切れないからよろしくね」と丸投げすることになるのです。何たる不敬でありましょうか。

東日本大震災後の今日、日本は危機的状態にあります。損得勘定で言えば、まさに今が逃げ時とさえ言えるでしょう。都合のよい事に、日本国憲法第22条は「国籍離脱の自由」も保証しています。

けれども、見捨ることなど出来ないんです。

天皇陛下がいらっしゃるこの日本から逃げ出すなど、私には出来ないのです。たとえどんなに「馬鹿」であろうとも、私の訴えを理解してくれなくても、陛下の赤子である日本国民を見捨てることはできません。

だから、私は維新政党・新風に入党しました。

同胞をこき下ろして悦に入っている暇があるなら、一人でも多く同志を政治の場に送り込み、日本を建て直さなくてはならないのです。

(つのだ・あきお)新風東京西東京支部長
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| SHIMPU + COLUMN | 22:14 | comments(1) | - | pookmark |
菅直人だけが悪いのか(小笠原悟)
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就職に有利だからと、大学生が震災被災地でボランティア活動をしているらしい。動機の不純さに辟易とするが、「選良」たちが支持率に一喜一憂している様子を見れば、むべなるかな。

たとえ功名心に端を発しようとも、結果として国家・国民のためになることであれば、喧しいことを言うつもりはない。だが、菅直人なる御仁は、首相就任直後の国政選挙で大惨敗して政治生命が絶たれたにもかかわらず、延命のために国家を破壊するパフォーマンスを繰り返した。今や、「最小不幸社会」どころか「最大不幸社会」とでもいうべき情況である。「菅」という文字を見る度に、生命維持装置の「管」(=チューブ)を連想するのは私だけだろうか。

「菅」はまた、諸外国に国益を売り渡す「管」(=パイプ)でもある。仲間や国民を裏切り続けてきた稀代の詐欺師であるにもかかわらず、外交交渉の場では他国を手玉に取るどころか、国民への説明を経ずに政治主導を気取って、我が国に不利になるような約束ばかり結んでは外交的成果と勘違いをしている。

中でも異常なまでに執念を燃やしていたのがTPPへの参加で、低支持率と震災復興のため立ち消えかと胸を撫で下ろしていたら、ここに来て、各国と連携して復興を進めようとゾンビのように蘇ってきた。新聞なども参加に向けた後押しを再開する始末だ。

昨今の「菅降ろし」は、野次馬として見れば確かに胸がすく思いがする。総理の椅子に固執する菅は得意の詐術で一時的に不信任案を否決し、年末までの国会延長を口にした。だが、翌日には大勢が変わり、「ペテン師」呼ばわりをされ、退陣は既定路線となりつつある。「人間のクズ」の末路に相応しい。

テレビから地震速報を知らせる音が流れると菅退陣のニュース速報かと確認する程、世間は菅に対して冷淡だ。しかし、かつて国民の多くは首相に相応しい人物として菅を挙げていたのである。また、マスコミも菅を実力以上に持ち上げていたのである。「クリーンなイメージを有する菅に期待していたのは、いったい何処のどなたですか?」と問いたい。

何という変わり身の早さか。各テレビ局の情報番組では、まるで競馬の予想でもするかのように二重丸や三角を付けながらポスト菅を占っている。国民もまた共同正犯だ。財源問題は当初から指摘されていたにもかかわらず、4K目当てで民主党政権を誕生させたことを忘れ、バラマキ政策を止めようと言い出す。

欲に目がくらみ契約を交わしたネズミ講の被害者が、直接的な被害が自身に及ぶや一切の責任を他人に押し付けて、被害者面して警察に届出をしているがごとき現在の政治状況は、これだけの米軍基地を抱えながらそれを恥とも思わず独立国と開き直り、日本人でありながら「日本」などなくてもいいのだと、自らを騙してきた戦後体制の欺瞞を如実に表しているのではなかろうか。

彼らには、参議院議員を一期務めた落語家の立川談志師匠が「議員として活躍することを期待し投票したが失望した」という支援者に吐いた言葉を贈りたい。

「だったら反省しろ!」

ポスト菅を巡る議論の中で、「大連立」が現実味を増している。世論調査では、「民・自」連立の支持が最も高く、財界人の歓迎ムードも日増しに強まっている。マスコミに至っては、与野党幹部は「大連立」を前提とする水面下の駆け引きが確定かのような報道ぶりだ。

当の民主党はというと、まず政権交代以来の過ちを「時効」にするために「自公」を抱え込み、その先に新党結成を見据えている。「民主党」の看板では、衆参合わせて400人を超す議員のうち何人が再選できるか分からない。飽きられているという点では、特定のイデオロギーや宗教団体を支持母体にする政党を除けば、一向に支持率が回復しない自民党を始め、既成政党はどこも似たようなものだ。

だからこそ、非難されることを覚悟で敢えて言いたい。菅直人に、あと2年、任期までやらせてみてはどうだろう。あの男の態度に不誠実さを覚え、「顔を見るのも嫌だ。とてもじゃないが、2年など耐えられない」と反論されるのは十分に分かっている。かく言う私もその内の一人だ。

しかし、私たち国民は向き合わねばならない。菅降ろしは「逃避」である。また、菅バッシングは「投射」である。西洋人がヒトラーに対して取る態度と同じく、自己の内に潜む認めたくはない部分を菅に見つけ、それを攻撃することで自分を守っているに過ぎないのだ。

バカは死ななきゃ治らない。とは言え、死んでしまっては元も子もないから、かつて敗戦直後に安吾が提唱したように、堕ちるみちを堕ちきるしかないのではないか。

安易な大連立に逃避することなく、現在の政治を見届け、菅のみならず既成政党という戦後的なるものと徹底して向き合い、国民が各々の内なる戦後的なるものと訣別せねばならぬ。そのためには、戦後体制と無縁の政治勢力が必要だ。災いをして転じて福をなすと言うが、今回の茶番劇を戦後体制覆滅の第一歩とせねばならない。

(おがさわら・さとる)新風千葉事務局長
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| SHIMPU + COLUMN | 23:13 | comments(0) | - | pookmark |
「無血虫」たちの毒入り菓子(東山邦守)
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明治23(1890)年11月、第1回帝国議会が召集された。軍備拡充を図る山県有朋内閣に対し、衆議院の多数派を占めていた野党・立憲自由党などは「民力休養・政費削減」を掲げて予算案の否決を目指すも、土壇場になって植木枝盛ら自由党土佐派が買収されて政府側に寝返る。これを目の当たりにした中江兆民は、『立憲自由新聞』にて「無血虫の陳列場」と同僚議員を激しく罵倒した。因みに、「無血虫」とは「血の通わない虫けら」を意味する。

それから120年あまり、震災復興に指導力を発揮できぬ菅直人内閣に対して与党・民主党内部で反発が高まり、それに期待を掛けた自民党など野党が不信任決議可決を目指すも、土壇場になって鳩山由紀夫らが相次いで寝返ったため、決議案は大差で否決された。

同じ「寝返り」にしても、朝鮮半島を巡る安全保障という合理的な理由が存在した前者 ― 日清戦争が勃発したのは、明治27(1894)年である ― と異なり、後者に見られるのは党利党略ばかりだ。政権与党としての旨味に縋り付こうとする民主党の保身ぶりもさることながら、民主党の内部混乱を待つしかない自民党の他力本願ぶりにも呆れる限り。これ以上の「無血虫」は他に存在しないだろう。

現在の政界は、不味い菓子のようだ。いくら再編を繰り返しても、詰め合わせのパターンが変わり、外見が一新されるだけで、菓子じたいの不味さは変わらない。不味いだけなら我慢もできよう。しかし、この「無血虫」たちは毒入り菓子を作り続けて全く恥じないのだ。政界再編が叫ばれ始めてから20年あまり、日本は停滞から衰退へと落ち込んでしまった。

もう、毒入り菓子を食べ続けるのは止めよう。選択肢がないなら、自分たちで新たに作ればよいのだ。最初は見栄えが悪いかもしれない。けれども、「無血虫」たちの毒入り菓子を食べさせられることに比べたら遥かにマシである。

(ひがしやま・くにもり)新風東京
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| SHIMPU + COLUMN | 20:57 | comments(0) | - | pookmark |
平成の徳政令を(溝口敏盛)
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東北沿岸部を襲った大地震が発生して早二ヶ月が過ぎました。

それにしても、菅政権の無能ぶりには呆れて何も言えません。三流役者のドタバタ芝居を見ているようです。統一地方選挙でも大敗北を喫したにもかかわらず、「災害対策はしっかりやっている。災害対策への取り組みが今回の選挙敗北の要因ではない」、「震災対策に取り組むために政権運営を行う」などと、菅首相は嘯いています。「馬鹿につける薬はない」、「馬鹿は死ななきゃ治らない」とはよく言ったものです。

戦前であれば、戒厳令を布いて指揮命令系統を一本化したことでしょう。現在でも、首相自ら陣頭指揮するか、震災復興大臣を指名して指揮監督すれば済む話です。いったい、防災担当大臣は何をしているのでしょうか。節電担当大臣やらボランティア担当の首相補佐官など役職ばかり増やして、どうするつもりでしょうか。子供のメンコでもあるまいし、数さえあれば良いってものではありません。

このような大災害に際しては与野党は駆け引きなどすることなく、復興に向けて協力すべきと主張する評論家がいます。こんな連中に喋らせるメディアも含めて、「うるさい。いい加減にしろ!」と言いたくなります。未だもって対支那ODAや子ども手当の廃止を明言せぬばかりか、どさくさ紛れに人権侵害救済法案や外国人地方参政権付与法案の提出を目論んでいるのは民主党ではありませんか。こんな売国・ばらまき政策を全て廃止し、役立たずの保安院を廃止するなど無駄をなくした上で、国民負担のあり方を含めた復興に関する議論を行うべきです。

復興の途は容易ではありません。地震や津波で、家のみならず車も工場も完全に流されてしまいました。けれども、債務は残ります。滅失した自宅や車にローンを払わなくてならないのが現行法です。地震保険があっても、支払われる保険金は僅かです。誰の責任でもない、天災なのですから、これらの債務は一切消滅させるべきだと私は思います。平成の徳政令があって良いではないですか。債権回収できなかった金融機関が倒産しても、それは已むを得ません。最後は日銀の出番でしょう。「政治主導」と言うなら、それくらい断行して欲しいと思いますが、期待するだけ無駄というものでしょう。

この政権が続けば続くほど、日本は駄目になります。何としてでも、菅政権を打倒せねばなりません。

(みぞぐち・としもり)新風国民運動委員長
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| SHIMPU + COLUMN | 21:24 | comments(0) | - | pookmark |
朝鮮労働党の下部組織に公金を払い続ける愚
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各地の朝鮮学校には地方自治体から多額の補助金が支出されている。《救う会全国協議会》の調べによれば、平成21年度の一年間で27都道府県と124市区町村から合わせて8億円以上が支払われたという。高校授業料無償化法が朝鮮学校に適用された場合、さらに約2億円が朝鮮学校に入るという。

朝鮮学校には北朝鮮当局から朝鮮総連を通じて多額の資金援助が行われており、実質的には金正日が率いる朝鮮労働党の下部組織と言ってよい。この補助金投入を止めることが出来れば、同胞を拉致し、核開発を続ける北朝鮮への直接的な圧力となる。

昨年、福岡県は800万円の補助金を学校法人福岡朝鮮学園(北九州市)に支出している。同学園の傘下には2つの初級学校(福岡市・北九州市)と1つの中高級学校(北九州市)が存在するが、北九州市からも補助金を二重取りするばかりか、購入していない備品の写真を報告書に添付するなど、同学園は悪質な行為を繰り返す詐欺集団であり、県は補助金の全額返還を求めるのがスジだ。

2月28日、この件に関して、我が党の馬場能久副代表をはじめ《救う会福岡》の会員(19名)が住民監査請求を行った。しかし、4月25日、監査委員は「理由がない」として請求を棄却し、その御用機関としての性質を露わにしたのである。

公金支出を認めた麻生前知事は去る4月の県知事選を機に引退したが、小川現知事は麻生路線の継承を掲げて当選しており、この問題に対する姿勢に変化は見られない。また、県議会に目を向ければ、現知事を支持した党派の議員ばかり。もはや、県政の自浄作用には期待できない。

そこで、去る5月20日に補助金の取り消しを求める住民訴訟を福岡地方裁判所に起こした。原告代理人である中島繁樹弁護士によると、都道府県を相手取り補助金の取り消しを求める訴訟は今回が全国で初めてだという。

原告の主張は以下の四つである。第一に、朝鮮総連の指示により徹底した政治教育を行っている朝鮮学校は「政治教育の中立性」を定めた教育基本法第14条第2項に違反しており、そのような学校に公金を支出する合理的理由は存在しない。第二に、我が国と正式の国交を有していない北朝鮮の実質的指導下にある朝鮮学校に公金を支出することは、「公の支配に属しない慈善、教育若しくは博愛の事業」への公金支出を禁じた日本国憲法第89条に違反する。第三に、拉致問題を矮小化する朝鮮学校に公金を支出することは、拉致問題解決に対する地方公共団体の努力義務を定めた北朝鮮人権侵害対処法第3条などに違反している。第四に、支出対象となった事業には夏祭りなど教育とは関わりのないものも含まれており、公金を支出する合理的理由が認められない。

詳しくは、下記の記者会見動画を御覧頂きたい。



今回の訴訟は最高裁までもつれる可能性が非常に高く、決着がつくまで長い時間がかかるだろう。また、司法界の現状を見れば、残念ながら必ず勝てるという保障もない。

だからと言って、手を拱いているわけにはいかない。朝鮮総連は日本人拉致にも関与した「国民全体の敵」であり、対決し続けることが必要だ。読者諸氏の御理解と御支援を御願いしたい。 

(新風学生部長)
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| SHIMPU + COLUMN | 22:26 | comments(0) | - | pookmark |
原子力発電の出発点は軍事技術である(東山邦守)
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東日本大震災に伴う福島第一原発の事故発生から2ヶ月あまり。大規模な核爆発の危険性は去ったようだが、事態収束の見通しは立っていない。各地で基準値を超える放射性物質が検出され、周辺住民の生活基盤は大きく損なわれた。

このような大事故を再び起こしてはならない。だからといって、原子力発電じたいを否定するのは早計だ。我が国の技術レベルからすれば、原子力発電に代わる発電システムの開発は難しくなかろう。だが、原子力発電は純然たる民生技術ではない。

言うまでもなく、それは軍事技術でもあるのだ。先に核兵器が存在し、その技術を原子力発電に転用したという事実を忘れてはならぬ。

NPT(核拡散防止条約)によって核兵器の保有を認められている米ロ英仏中は、第2次世界大戦の戦勝国および後継国である。敗戦国である我が国は、核兵器の保有が認められていない。核兵器を凌駕する兵器が存在せぬ以上、非核国家日本は核保有国の属国であり続けねばならぬ。「唯一の被爆国」として核兵器廃絶を訴えたところで、そもそも属国に発言権などない。

我が国の民生用原子力発電は、そのような不平等条約の上に咲いた徒花に過ぎぬ。それが軍事技術として認められていたならば、対外的独立を守り抜くために少々の「リスク」も已むを得ないというコンセンサスが生まれたろう。しかし、純然たる民生技術と銘打つ以上、「安全性」を強調せねばならなかった。

昭和41年に東海村で原子力発電所が操業を開始してから約45年、決定的な問題は起こらず、多くの国民は原子力発電の「安全性」を信じていた。けれども、その「安全性」は今回の事故で脆くも崩壊した。信頼回復は不可能と言わざるを得ない。

もう欺瞞は止めよう。軍事技術という出発点に立ち返り、原子力発電関連の技術や産業は国家の管理下に置くべきである。その上で、NPTという桎梏を打ち破って、堂々と核武装への道を歩むべきだ。

(ひがしやま・くにもり)新風東京
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| SHIMPU + COLUMN | 02:06 | comments(0) | - | pookmark |
東日本大震災雑感(川久保勲)
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戦後65年、アメリカの占領政策に毒されて、日本人は良き伝統精神を失ってしまったと思っていたが、どっこい日本精神は生きていた。

住民に避難の放送を続けながら波に呑まれた若き女性、半鐘を打ち鳴らしながら波に呑まれた消防隊員、避難誘導して殉職した警察官、担架がなければ遺体を背負って運ぶ若き自衛官 ― 自身を犠牲にしても職務を忠実に守る奉公の精神は失われていなかった。

避難所では乏しい物資を分け合い、暴動など起こさない。 ― 災難にあっても節度を保ち、秩序を守る。日本人の姿は世界の人々を驚かせた。

146カ国に及ぶ国々が「恩返し」と言って支援してくれた。昭和天皇の大喪に際して164カ国から元首級の弔問があったが、それに匹敵する。この大震災を通じて、日本が世界の中心国であることが図らずも顕在化した。それに相応しい国造りをすることが我々日本人の責務だ。

畏くも天皇陛下は、東京電力の計画停電が実施されなくなった後も、自主停電を御継続あそばされた。また、何度も被災地を御訪問あそばされ、国民を親しく御慰問あそばれた。天皇を戴く日本国の有り難さがここにある。

友好国と敵国もはっきりした。アメリカは「トモダチ」作戦を展開し、2万人の救援隊を投入してくれた。台湾は真っ先に救援隊を派遣してくれ、100億円以上の義捐金を寄付してくれた。これに反し、中共が送った救援隊は15人。そればかりか、東シナ海において、軍のヘリを海上自衛隊の護衛艦に異常接近させた。ロシアも支援物資を送りつつも、自衛隊の弱点を探るべく、領空侵犯を行った。

「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼」する日本国憲法では何も守れない。現行憲法破棄、明治憲法復元改正の王道を踏まねばならない。

(かわくぼ・いさお)新風政策委員長
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| SHIMPU + COLUMN | 22:15 | comments(0) | - | pookmark |
今だからこそ外患を警戒せよ!(齋藤明)
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先日の東日本大震災以降、国内外を問わず支援の手が差し伸べられている。

畏れ多くも今上陛下におかせられましては、諸兄も御承知の通り、被災者へ物心ともに大いなる御慈悲を賜られたとのこと。誠に恐懼の至り。

また、米軍による「トモダチ作戦」と称する作戦行動をはじめ、諸外国による救援活動も色々と報道されている。これに対しても、感謝の意を表したい。

その一方、大震災が発生してから極東ロシア軍の行動が明らかに活発化したという報道を耳にした。それによれば、(1)松島基地のF2支援戦闘機20機を喪失したこと、(2)多くの兵力を被災地に振り向けていること、などにより我が国の防衛能力が低下しているとロシア軍は判断し、どの程度まで低下しているのか精査する目的で防空識別圏での挑発を従前より活発化している、ということだ。

また、韓国は竹島に民間施設を匂わせた軍事施設建設を建設会社に発注した。これなど、我が国の混乱に乗じた暴挙であると断じざるを得ない。

報道されているだけでも、我が国の危機に乗じて隣国は軍事的行動を活発化させているのだ。水面下では、さらなる脅威が生まれつつあるに違いない。

中共軍の動向についての報道はないが、日米軍の警戒が手薄な隙を突いて潜水艦戦力をもって太平洋を蹂躙しているとみて間違いないだろう。

米軍の「トモダチ作戦」にしても、「いつか日本と対峙した際、東北地方に兵力を展開させる実地訓練を行った」と考えることもできる。実際、多くのデータ採取と検証をしているはずだ。考えてみて欲しい。同じことを中共軍がしていたとしたら、諸兄はどのように感じるであろうか?

国内外を問わず、多くの善意が寄せられている。これは事実であり、歓迎すべきことだ。けれども、それにも増して悪意も訪れているのだ。このような国家が混乱している時期こそ、外国勢力の行動に対して、我々は一層の警戒心を抱くべきである。

(さいとう・あきら)新風群馬 太田支部長
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