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池田信夫『希望を捨てる勇気-停滞と成長の経済学-』(飯ヶ谷裕司)
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「無血虫」たちの毒入り菓子(東山邦守)
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明治23(1890)年11月、第1回帝国議会が召集された。軍備拡充を図る山県有朋内閣に対し、衆議院の多数派を占めていた野党・立憲自由党などは「民力休養・政費削減」を掲げて予算案の否決を目指すも、土壇場になって植木枝盛ら自由党土佐派が買収されて政府側に寝返る。これを目の当たりにした中江兆民は、『立憲自由新聞』にて「無血虫の陳列場」と同僚議員を激しく罵倒した。因みに、「無血虫」とは「血の通わない虫けら」を意味する。

それから120年あまり、震災復興に指導力を発揮できぬ菅直人内閣に対して与党・民主党内部で反発が高まり、それに期待を掛けた自民党など野党が不信任決議可決を目指すも、土壇場になって鳩山由紀夫らが相次いで寝返ったため、決議案は大差で否決された。

同じ「寝返り」にしても、朝鮮半島を巡る安全保障という合理的な理由が存在した前者 ― 日清戦争が勃発したのは、明治27(1894)年である ― と異なり、後者に見られるのは党利党略ばかりだ。政権与党としての旨味に縋り付こうとする民主党の保身ぶりもさることながら、民主党の内部混乱を待つしかない自民党の他力本願ぶりにも呆れる限り。これ以上の「無血虫」は他に存在しないだろう。

現在の政界は、不味い菓子のようだ。いくら再編を繰り返しても、詰め合わせのパターンが変わり、外見が一新されるだけで、菓子じたいの不味さは変わらない。不味いだけなら我慢もできよう。しかし、この「無血虫」たちは毒入り菓子を作り続けて全く恥じないのだ。政界再編が叫ばれ始めてから20年あまり、日本は停滞から衰退へと落ち込んでしまった。

もう、毒入り菓子を食べ続けるのは止めよう。選択肢がないなら、自分たちで新たに作ればよいのだ。最初は見栄えが悪いかもしれない。けれども、「無血虫」たちの毒入り菓子を食べさせられることに比べたら遥かにマシである。

(ひがしやま・くにもり)新風東京
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