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菅直人だけが悪いのか(小笠原悟)
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就職に有利だからと、大学生が震災被災地でボランティア活動をしているらしい。動機の不純さに辟易とするが、「選良」たちが支持率に一喜一憂している様子を見れば、むべなるかな。

たとえ功名心に端を発しようとも、結果として国家・国民のためになることであれば、喧しいことを言うつもりはない。だが、菅直人なる御仁は、首相就任直後の国政選挙で大惨敗して政治生命が絶たれたにもかかわらず、延命のために国家を破壊するパフォーマンスを繰り返した。今や、「最小不幸社会」どころか「最大不幸社会」とでもいうべき情況である。「菅」という文字を見る度に、生命維持装置の「管」(=チューブ)を連想するのは私だけだろうか。

「菅」はまた、諸外国に国益を売り渡す「管」(=パイプ)でもある。仲間や国民を裏切り続けてきた稀代の詐欺師であるにもかかわらず、外交交渉の場では他国を手玉に取るどころか、国民への説明を経ずに政治主導を気取って、我が国に不利になるような約束ばかり結んでは外交的成果と勘違いをしている。

中でも異常なまでに執念を燃やしていたのがTPPへの参加で、低支持率と震災復興のため立ち消えかと胸を撫で下ろしていたら、ここに来て、各国と連携して復興を進めようとゾンビのように蘇ってきた。新聞なども参加に向けた後押しを再開する始末だ。

昨今の「菅降ろし」は、野次馬として見れば確かに胸がすく思いがする。総理の椅子に固執する菅は得意の詐術で一時的に不信任案を否決し、年末までの国会延長を口にした。だが、翌日には大勢が変わり、「ペテン師」呼ばわりをされ、退陣は既定路線となりつつある。「人間のクズ」の末路に相応しい。

テレビから地震速報を知らせる音が流れると菅退陣のニュース速報かと確認する程、世間は菅に対して冷淡だ。しかし、かつて国民の多くは首相に相応しい人物として菅を挙げていたのである。また、マスコミも菅を実力以上に持ち上げていたのである。「クリーンなイメージを有する菅に期待していたのは、いったい何処のどなたですか?」と問いたい。

何という変わり身の早さか。各テレビ局の情報番組では、まるで競馬の予想でもするかのように二重丸や三角を付けながらポスト菅を占っている。国民もまた共同正犯だ。財源問題は当初から指摘されていたにもかかわらず、4K目当てで民主党政権を誕生させたことを忘れ、バラマキ政策を止めようと言い出す。

欲に目がくらみ契約を交わしたネズミ講の被害者が、直接的な被害が自身に及ぶや一切の責任を他人に押し付けて、被害者面して警察に届出をしているがごとき現在の政治状況は、これだけの米軍基地を抱えながらそれを恥とも思わず独立国と開き直り、日本人でありながら「日本」などなくてもいいのだと、自らを騙してきた戦後体制の欺瞞を如実に表しているのではなかろうか。

彼らには、参議院議員を一期務めた落語家の立川談志師匠が「議員として活躍することを期待し投票したが失望した」という支援者に吐いた言葉を贈りたい。

「だったら反省しろ!」

ポスト菅を巡る議論の中で、「大連立」が現実味を増している。世論調査では、「民・自」連立の支持が最も高く、財界人の歓迎ムードも日増しに強まっている。マスコミに至っては、与野党幹部は「大連立」を前提とする水面下の駆け引きが確定かのような報道ぶりだ。

当の民主党はというと、まず政権交代以来の過ちを「時効」にするために「自公」を抱え込み、その先に新党結成を見据えている。「民主党」の看板では、衆参合わせて400人を超す議員のうち何人が再選できるか分からない。飽きられているという点では、特定のイデオロギーや宗教団体を支持母体にする政党を除けば、一向に支持率が回復しない自民党を始め、既成政党はどこも似たようなものだ。

だからこそ、非難されることを覚悟で敢えて言いたい。菅直人に、あと2年、任期までやらせてみてはどうだろう。あの男の態度に不誠実さを覚え、「顔を見るのも嫌だ。とてもじゃないが、2年など耐えられない」と反論されるのは十分に分かっている。かく言う私もその内の一人だ。

しかし、私たち国民は向き合わねばならない。菅降ろしは「逃避」である。また、菅バッシングは「投射」である。西洋人がヒトラーに対して取る態度と同じく、自己の内に潜む認めたくはない部分を菅に見つけ、それを攻撃することで自分を守っているに過ぎないのだ。

バカは死ななきゃ治らない。とは言え、死んでしまっては元も子もないから、かつて敗戦直後に安吾が提唱したように、堕ちるみちを堕ちきるしかないのではないか。

安易な大連立に逃避することなく、現在の政治を見届け、菅のみならず既成政党という戦後的なるものと徹底して向き合い、国民が各々の内なる戦後的なるものと訣別せねばならぬ。そのためには、戦後体制と無縁の政治勢力が必要だ。災いをして転じて福をなすと言うが、今回の茶番劇を戦後体制覆滅の第一歩とせねばならない。

(おがさわら・さとる)新風千葉事務局長
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